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Building-Boxが解決する課題とは

― はじめに

Building-Box(ビルディング・ボックス)は、三菱商事がカーボンニュートラル対応など様々な課題に直面する建設業界向けに開発したクラウド型プラットフォームシステムです。図面の製作過程の見える化を通して図面決めにおける関係各社とのコラボレーションを最大化し、建設プロジェクトの効率化を目指します。

 

― こんなお悩みございませんか?

建設業界における図面作成プロセスは、設計者、ゼネコン、FAB、作図会社といった関係者の間で複数回の修正とそれに伴うやり取りが発生しています。図面作成から承認までのプロセスでは、図面の保存、保管、進捗の把握、確認のためのコミュニケーション等において、業務負担がかかる課題が多く発生しています。
 
  • 図面の保存場所がわからない:図面は種類が多く、修正回数に伴い図面数も多くなるため、見たい図面がどこにあるかがすぐに分からず、欲しい図面の検索に時間がかかります。
  • コミュニケーション工数がかさむ:実際の現場では、電話やメールによる図面の確認や修正依頼が頻繁に行われ、担当者は対応に追われ自身の業務に集中することが難しくなってしまいます。
  • 図面の進捗がわからない:どの図面がどのようなステータス(作図中、チェック中、承認待ち)なのかが把握できず、タスク漏れが出ることで全体の進捗に遅れが生じます。
 
これらの課題を解決し、図面決めの業務負荷を削減することで現場作業の効率化を実現するのがBuilding-Boxの役割です。

 

― Building-Boxの機能をご紹介

Building-Boxは、工程管理に紐づけて、一覧で図面の進捗状況を可視化します。必要な図面に簡単にアクセスでき、ステータスや締切を見える化する機能や担当者間のコミュニケーションをスムーズにするコメント機能を搭載しています。
 
  • 図面決めの可視化:設定したステータス(作図/チェック中/承認等)ごとに、図面ファイルの進行状況を一覧で確認することができます。
  • 遅延状況のアラート:設定した締切日を経過した図面ファイルに対しては進捗一覧画面で赤く表示されます。また、進捗が遅れている図面をメールで知らせる通知設定も可能です。
  • 図面決めの補助:確認が完了した図面ファイルは、画面上のボタンを1クリックで次のステータスに移動させることができ、図面の承認作業の効率化を図ることが可能です。図面承認のプロセスが完了していれば、承認フォルダに該当の図面ファイルが表示されます。
  • ドロワー、コメント機能:更新日時や更新者などの情報を表示し、コメントの書き込みや過去のコメントを閲覧することができます。図面ファイルの差し戻し理由など、各ファイルに対して自由にコメントが可能です。
  • 締切日の自動連携:所定のフォーマットに沿ったスケジュール表を作成し格納することで、各図面の締切情報をBuilding-Boxが自動で取得し、アラートや通知などに活用することが可能です。

 

― Building-Box導入のメリット

Building-Boxは図面管理と進捗を見える化することで、図面決めでの業務負担を大幅に削減します。
 
  • 進捗の見える化:関係者全員が共通の進捗一覧画面で、図面決めの進捗を確認でき、担当者間での確認や問い合わせといったコミュニケーションの負担を減らすことで業務効率化を実現します。
  • 管理の見える化設定したステータスごとに、簡単に図面を画面で確認できるため、図面を探す時間やステータス確認の手間が削減され、業務効率化に繋げます。
  • ユーザーフレンドリーな操作性:Building-Boxは直感的で分かりやすいメニュー構造を持ち、作業を簡単に行えるように設計しています。

 

― 次世代プロジェクト管理ツールは進化を続けます

Building-Boxは、建設現場を変える次世代プロジェクト管理ツールです。追加機能として、図面遅れの傾向や要因を分析するダッシュボードの開発も検討しております。またこの他、ユーザーの企業様からのヒアリングをもとに機能を拡充し、さらなる業務効率化に繋げていきます。
 
Building-Boxを導入し、一緒に業界の未来をつくっていきませんか。